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システム開発・再構築を成功させるために ③機能・仕様編

システム開発・再構築を成功させるために ③機能・仕様編

公開日:2021年2月18日 更新日:2024年7月13日

◆ニーズに合ったシステムを構築するために

システム開発・再構築をする上で、成功を左右する大事な工程は仕様の確定です。
どのようなシステムにするか、具体的に仕様や機能を決めることでシステムの役割が決まることになるからです。システムを一から開発する場合、実現したいことや要望が膨らみがちですが、システムを最大限活用し効率化を実現させるためには、最低限の仕様・機能に絞って開発することをおすすめします。

 

・システム化する業務と人で対応する業務を見極める
システム化しやすい業務と人の対応の方が良い業務があります。多くのデータ収集や管理、単純で迅速な処理が必要な業務等は、システム化することで得られるメリットは大きいでしょう。反対に、イレギュラー対応が多く柔軟に判断して対応することが求められる業務などは、システム開発の難易度が上がり機能数が増えることにつながり、コストがかかります。業務内容や発生頻度に応じて、システム化をする業務を見極めることが重要です。

・業務の流れや内容を考える
そもそも、現行の業務は、もっとも効率の高い方法で実行しているでしょうか。今の業務をシステム化することに重点を置くだけでなく、業務そのものの実施方法を見直してみても良いかもしれません。流れややり方を少し変えるだけでコンパクトにシステム化を実現することもあります。複雑な流れの業務をそのままシステム化すると、業務内容が少しでも変わるとシステムでの対応が難しくなり、業務変化への柔軟性が損なわれます。

 

システム化したい業務は、実際に使用する人は誰で、その使用頻度はどれくらいでしょうか。仕様の優先順位を明確にし、狭い範囲から徐々に広げていくように検討しましょう。
最小限の仕様でシステム開発を進めることで、変化が起きた場合にも柔軟に追加・改修がしやすくなるため、結果的に汎用性が高く業務の変化に対応しうるシステムになります。

 

◆システム化の失敗になるケースとは

もっとも避けたいケースは、導入しただけで終わってしまうこと。
システムは活用することで効果が発揮できます。システム本体を導入して得られるメリットはありません。業務をシステム化すると効率化が図れる反面、デメリットをどうやって上手に補っていくかが大きな課題となります。仕様・機能を決定する際は、費用対効果を見極めながら業務自体の改善案やシステム化の範囲を変えていくことが成功の近道になるかもしれません。

 

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システム開発・再構築に向けた、仕様・機能の確定についてお話させていただきました。
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