Column お悩み解決コラム
販売管理システムを知ろう ①販売管理
◆販売管理システムとは?
販売管理システムは、“販売”に関わる業務の一元管理を実現するツールです。企業の売上の根幹となる業務を管理するシステムともいえます。
販売管理システムを導入することで解決できることは、情報の一元管理ができていないために発生する重複作業・管理の削減、業務フローが確立していないことにより発生する人的ミス削減などが挙げられます。一言でいえば、販売管理システムを利用することでデータの一元化、業務の効率化ができます。
販売管理システムは、主に『販売管理』『在庫管理』『購買管理』の3つの管理工程から構成されます。ひとくちに販売管理といっても、その機能の範囲は幅広く、企業の規模や業務内容によって重要となる機能も異なります。今回は、その中の『販売管理』について解説します。
◆『販売管理』に必要な機能とは?
販売管理の過程の中には、見積り・受注、売上、請求といったプロセスがあります。それぞれのプロセスは、企業によって各部門に分けて業務を行い、販売サイクルを回しています。業種によって多少異なる部分はあっても、受注管理と請求管理は必ず発生する業務フローです。
【販売管理における主な機能】
・見積機能
見積りの入力や作成を行う機能。見積りデータの検索や一覧表示ができる。
→見積入力/見積書印刷/見積検索
・受注管理機能
注文を受けた商品・サービスの受注情報を入力・登録をする。検索や受発注処理をする。
→受注入力/印刷/受注検索/受注データ取込
・売上・売掛管理機能
売上や売掛情報を入力し管理をする。情報検索が可能で集計データの出力ができる。
→売上入力/売上検索/売上集計/売上データ取込/売上データ出力
・請求管理機能
請求書の発行、売上の未回収分を検索・表示をする。入金済みの債権の消込処理ができる。
→債権検索/入金処理/請求書印刷
主な機能を見て分かるように、商品やサービスとお金の流れをスムーズにする仕組みになっています。受注管理が手早くできれば、顧客からの受注をリアルタイムで処理することができ、納期調整などへの対応や受注漏れの防止も実現できます。見積りから請求管理まで一元管理ができれば、業務の自動化により作業時間の大幅な短縮が見込めるでしょう。
◆中小企業の販売管理システム導入なら
販売管理をシステム化することで、見積りから代金請求まで一元管理できるようになり、社内外のお金の流れを可視化できます。販売管理における業務効率化や情報の一元管理に課題がある企業は、システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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