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「2025年の崖」組織が目指すべき体制
公開日:2024年11月20日

◆せまる「2025年の崖」企業が抱えるリスクとは

 

「2025年の崖」とは、日本の企業が直面するITとデジタル化に関する重大な課題です。
古く複雑化したレガシーシステムがDX(デジタルトランスフォーメーション)の進展を阻害し、適切な更新が行われなければ毎年12兆円もの経済損失が発生する可能性があると経済産業省が指摘しています。
※経済産業省 「「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_transformation/20180907_report.html

 

例えば、2025年10月14日にWindows10のサポート終了が発表されています。サポートが終了すると、セキュリティ更新や技術サポートが提供されなくなるため、特にセキュリティ面でのリスクが発生します。
現在Windows10で稼働しているシステムの刷新が必要となりますが、システムのリニューアルにかかる費用が高額であるために先送りとしている企業も多いのではないかと予測しています。
システムのリニューアルといっても、1つのシステムに外部システムを連携しているケースや属人化していてブラックボックス化しているシステムもあり、容易に進められない状況も多いのではないでしょうか。

また、IT人材が不足していることも日本が抱えるリスクのひとつです。
DXの実現には、専門知識を持つIT人材が必要不可欠です。
現在利用しているレガシーシステムでも、維持するためのメンテナンスは必要不可欠ですが、高齢化や退職が進む中、人材の確保がむずかしいことで、古いシステムをもメンテナンス・利用が困難になる可能性があります。

 

◆2025年の崖…まず考えるべきこととは

レガシーシステムで業務の生産性が悪い、IT人材も不足している、いずれの課題も今日取り組んですぐに解決できるものではありません。
費用も時間もかかる、また変化を受け入れる社内体制が確立できていないこともDX化が進まない原因になっているかもしれません。

DXや働き方改革の進展とともに、変化に対する意識も少しずつ変わりつつありますが、日本人は文化や社会構造に関連して、変化を避ける傾向があると言われています。
そんな中で、まず一歩として、会社全体が変化を受け入れる耐性をつけることが大切ではないでしょうか。
システムは一度導入して完了とするのではなく、約5年に1回はシステムを刷新する、定期的に業務の見直しをはかる、というように計画をたて全社共通認識のもと事業を運営していくことが重要です。

 

◆DX推進のためのシステム再構築

 

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