基幹システムにおけるUIUXデザイン
2018.07.30
◆業務システムにUIUXデザインを追求する時代へ
近年、IT分野の技術革新に伴い、基幹システムに対しても利用品質が追求できる時代です。システムの機能面において高度な技術を実装したとしても、使い心地が悪ければそれだけで時間を取られてしまうことになり、結局は利用しなくなってしまいます。
その背景として、昨今、システムを利用するユーザーの多くは、スマートフォンの利用品質を基準に考える方が多いように感じます。説明書やマニュアルがなくても利用できるような画面で、快適に操作できることが当たり前になっているのではないでしょうか。
デザインの価値が時代とともに変化し、業務システムにおいてもその重要性は高くなっています。企業で利用される業務システムは、ほとんどのものがシステムで実現できるかどうかというシステム主体に考慮して開発されていましたが、使い手に合わせて使い心地を追求したユーザー主体設計を実現できる時代です。
◆UIUXデザインを用いた基幹システムとは
具体的にUIUXデザインとは、どのようなデザインになるのでしょうか。
UIとは、UserInterfaceの略でソフトウェアやシステム、機器などとユーザーの間で情報をやり取りする仕組みのことです。ソフトウェアやシステムであれば画面に表示されるデザインやフォントを指し、機器であればその外観にあたります。
UXとは、UserExperienceの略でユーザー体験と訳されます。ユーザーが特定のサービスを使ったときに得られる経験や満足など全体を指す用語です。製品やサービスといった「モノ」ではなく、それを取り巻く「͡コト」のデザインといわれることもあります。個別の機能や使いやすさのみならず、ユーザーが真にやりたいことを楽しく、心地よく実現できるかどうかを重視した概念のことです。
よくイメージされる基幹システムは、画面に羅列して表示される機能の中から各機能に入って要件確認を行い、その後またメニューに戻り別の機能に入って…と何度もトップページに戻ったり、画面遷移が多くて本来得たい情報にたどり着くのに手間と時間がかかる、などと感じたことがある方も多いのではないでしょうか。
例えば、ログイン後、ユーザー別に合わせた画面が表示され、そこから特記事項のみを確認することができるなど、各々のニーズに合わせて「的確に」「見やすく」「必要な分だけ」見せることで使い心地の良さを実現します。
利用するユーザーの目的やニーズを主体に考え、使い心地の良さを追求した構築手法がポイントとなります。
◆使い心地を追求したオーダーメイドのシステム開発
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お客様の業務を綿密に分析・調査し、利用しやすい運用方法や機能をご提案します。また、オーダーシステムでありながら、要件定義の段階で動くモックアップ画面でデザインや仕様の確認ができます。ユーザー主体設計志向のもと利用品質の良さを追求し、UIUXの優れたシステムをご提供しています。
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